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うろぱす副船長のYAHOO映画レビューの加筆・修正

右寄り保守系軍事オタクの映画評。感想は辛口ですが映画への愛情の裏返しです

映画「竹取物語」の感想

竹取物語

1987/9公開
監督:市川崑 特撮監督:中野昭慶
出演:沢口靖子 三船敏郎 若尾文子 石坂浩二 中井貴一 岸田今日子
名匠・市川崑にしては創造力に欠落した駄作凡作・ハリウッドSF映画の亜流としか言いようがない

2016/1現在YAHOO映画レビュー得点 3.56点
うろぱす副船長評価 35点

昭和62年に公開された市川崑監督作「竹取物語」
劇場で本作を見た私はあまりの駄作凡作ぶりに呆れ果て唖然として開いた口が塞がらなかった。

市川崑と言えば日本を代表する名監督の一人であり私も大変敬愛していたのだ。特に東京五輪を記録したドキュメント映画「東京オリンピック」は日本映画史上に燦然と輝く普及の名作であり私も生涯忘れることが出来ない感動を受けた。

しかし、「竹取物語」は同じ市川崑が監督したとは思えないほどの駄作凡作であったのである。
一例をあげればこの映画では宇宙船が登場するのだがまるでハリウッドSF映画のパクリとしか言い様がないほど発想力に欠けた代物だったのだ。

「スター・ウォーズ」、「未知との遭遇」、「E・T」・・・・
「竹取物語」はそれらを丸写し・ハリウッド亜流丸出しであることが一目瞭然です。映像人としてのプライドなの全く感じられない。

ところで80年代、日本のアニメは「機動戦士ガンダム」や「銀河英雄伝説」など世界中に感動を与える素晴らしい作品を創り出していた。他の追随を許さない独自の発想力は日本の至宝であった。だが、「竹取物語」は月とスッポン、雲泥の差があった。

これでは年末に放送される「たけしの超常現象スペシャル」に出てくる得体の知れない超常現象肯定派と同じだ

そもそも、かぐや姫が宇宙人だった、なんて3流オカルト雑誌と同じ発想ではありませんか・・・
我が国が誇る古典的文学の「竹取物語」を冒涜していますよ。どう考えたって「竹取物語」に宇宙人や未確認飛行物体が出てくるなんて通常の人間の発想を悪い意味で逸脱してしまっている。あの未確認飛行物体を見た時、私はショックで腰が抜けましたね。これが「ヤマト」や「ガンダム」を生んだ日本人と同じ民族の発想なのかと・・・

更にこの映画の中で三船敏郎、若尾文子ら日本映画界を代表する俳優が出演しているが貧弱な映像の中で全く浮いてしまっている。繰り返しになるが特撮技術がハリウッドに匹敵していればせめてもの救いだが比較するのがハリウッドに失礼なほど稚拙。

先日もBSテレビで放映されていたが久しぶりに見て思わず自分が赤面してしまった。
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  1. 2016/01/07(木) 21:30:29|
  2. 映画
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:2
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コメント

せめて大軍勢を出すべきでした。

 せめて大軍勢を出すべきでした。帝が月の使者を迎え討とうと動員した軍勢のショボイ事、テレビ時代劇レベルです。これでは何のためのSFにしたのか・・。

 群衆描写は黒澤監督が突出して巧いですね。
  1. URL |
  2. 2016/01/09(土) 01:24:18 |
  3. 晴雨堂ミカエル #-
  4. [ 編集 ]

沢口靖子

黒澤明だったら面白い作品になっていたとかもしれませんね。

当時、沢口靖子は人気ナンバー1だったので当然のキャスティングだったのでしょうが今だったら有村架純ですね。
  1. URL |
  2. 2016/01/10(日) 07:28:46 |
  3. うろぱす副船長 #-
  4. [ 編集 ]

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「竹取物語」 孤独を楽しむ時に〔11〕

「竹取物語」  幻想的な絵、 市川崑監督の光の使い方が素晴らしい     【公開年】1987年  【制作国】日本国  【時間】121分  【監督】市川崑 【音楽】谷川賢作 【脚本】菊島隆三 石上三登志 日高真也 市川崑 【言語】日本語 【出演】沢口靖子(加耶)  三船敏郎(竹取りの造)  若尾文子(田吉女)  中井貴一(大伴の大納言)  春風亭小朝(...
  1. 2016/01/09(土) 01:24:32 |
  2. ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

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以前からYAHOO映画レビューを書かせて頂いておりますがYAHOO映画では過去記事の訂正や加筆・修正が出来ないのでこちらであらたに書き直したいと思っています。

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