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うろぱす副船長のYAHOO映画レビューの加筆・修正

右寄り保守系軍事オタクの映画評。感想は辛口ですが映画への愛情の裏返しです

「新幹線大爆破」の感想

新幹線大爆破

1975公開
監督 佐藤純彌
出演 高倉健 千葉真一 宇津井健 山本圭 藤田弓子 北王路欣也 丹波哲郎 志村喬 山内明

興行的には失敗だったようだが海外作品にも影響を与えた
最新技術でリメイクして欲しい

うろぱす副船長評価 65点
2015/10現在 YAHOO映画レビュー得点 3.99点


佐藤純彌監督の東映映画「新幹線大爆破」が公開されたのは昭和50年
山陽新幹線の博多開通と時期を同じくしており刺激的な題名と相まって個人的に忘れられない作品です。

私にとって左翼なのか保守なのか政治的態度がよく分からない佐藤純彌は理解し難い監督の一人なのですが「新幹線大爆破」は当時の日本映画では珍しい現代を舞台にしたアクション作品だった。

配役陣も主演の高倉健以下、宇津井健、千葉真一、山本圭、鈴木瑞穂、丹波哲郎など当時の邦画界を代表する男優陣が勢揃い。邦画界の重鎮、志村喬と山内明もゲスト出演するなど非常に贅沢な映画でもあった。製作費も邦画としてはかなりの予算が投入されたが興行収入はイマイチだったらしく一部の映画マニアを別とすれば今日においてはそれほど知名度が高い作品とは言えない。

やはり公開当時の日本では和製アクション映画はハリウッド作品とあまりに差があり過ぎていて広範な支持を得られなかったのだろうか・・・?

「新幹線大爆破」があまり高い評価を得られなかった大きな要因の一つに特撮技術の稚拙があげられるだろう。
ハリウッド映画は論外としても世界的な評価のある東宝作品と比較してもその差は歴然であり映像的迫力を求める観客が敬遠してしまったのかもしれない。また、国鉄が製作に協力しなかったので技術的な演出には自ずから限界もあったのだろう。これが海外映画ならその国の鉄道会社や警察は仮に自分たちに批判的な作品であっても撮影協力することもあるのだが日本人は融通が利かないというか心が狭いというか協力しないみたいだ。

その一方でベテラン俳優たちの演技には十分な魅力が感じられる。
特にテロリスト(当時は過激派というイメージだったのか・・・)の一人を演じた山本圭はノンポリの左翼学生のような雰囲気で時代をよく表現していたと思う。新幹線の運転手役だった千葉真一もそれまでの極道路線とは大きく異なる役柄であり彼の出演作の中でもかなり異色だ。

また、新幹線に爆弾をしかけ国家と国鉄に身代金を要求する、という設定も当時の日本映画としてはそれまでに例を見ないほど大胆かつ奇抜であり国鉄が撮影協力しなかったのもある意味で理解出来るほど日本映画の枠を大きく超越した発想を持った映画でもあった。

その後、ハリウッドをはじめ海外で本作の影響を受けた映画は幾つも見受けられる。
特にキアヌ・リーブス主演「スピード」は「新幹線大爆破」ハリウッド・リメイクとも言える内容だった。

「新幹線大爆破」は今日の最新技術を使ってリメイクして欲しい一作ですね。

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  1. 2015/10/11(日) 21:12:07|
  2. 映画
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  4. | コメント:2

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うろぱす副船長と申します。
以前からYAHOO映画レビューを書かせて頂いておりますがYAHOO映画では過去記事の訂正や加筆・修正が出来ないのでこちらであらたに書き直したいと思っています。

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