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うろぱす副船長のYAHOO映画レビューの加筆・修正

右寄り保守系軍事オタクの映画評。感想は辛口ですが映画への愛情の裏返しです

映画「八甲田山」の感想

八甲田山

1977年6月公開
原作:新田次郎 監督:森谷司郎 脚本:橋本忍 撮影:木村大作 音楽:芥川也寸志
出演:高倉健 北大路欣也 加賀まり子 秋吉久美子 緒方拳 小林桂樹 島田正吾 
栗原小巻 森田健作 前田吟 
加山雄三 藤岡琢也 丹波哲郎 三國連太郎 大滝秀治 下條アトム 加藤嘉 
丹古母鬼馬二 菅井きん 浜村純 田崎潤 大竹まこと 東野英心 

邦画史上に記憶される名作である事に疑いの余地はない。
しかし、「八甲田山」には大きな欠陥がある。


うろぱす副船長評価 90点
2014年9月現在 YAHOO映画レビュー得点 4.47点

1977年(昭和52年)に公開された東宝映画「八甲田山」
新田次郎の著名な原作を映画化したもので公開当時も大きな話題となり興行的にも大ヒットした。「八甲田山」が製作された昭和50年代は既に日本映画衰退が顕著な頃であり東宝作品もあまりパッとしたヒット作がなかったのだが「八甲田山」は東宝としても久々の快心作であったようです。

監督の森谷司郎以下スタッフも一流揃いであり配役陣も高倉健以下、当時の日本映画界の最高の出演者が結集しその完成度は黒沢明「七人の侍」に勝るとも劣らない日本映画史上最高レベルである事は映画ファンなら誰もが認めるところです。

私も中学生の時、最初の劇場公開を観てから何度も「八甲田山」を鑑賞したが観るたびに新しい発見がありこの映画の価値を新たにする思いです。まだ、CGもない時代であり雪中行軍や遭難の様子は実際の八甲田山で撮影されるなどその緊迫感溢れる映像の迫力はハリウッド映画すら凌ぐほどです。本作が劇場公開されたのは6~7月の暑い時期だったと思いますが映画館の中はまるで厳寒の八甲田山そのものであり自分も寒さに震え上がり雪中行軍隊と一緒に遭難してしまうのではないのか、との恐怖に満ちた感想を持ったものです。

主人公の高倉健と北大路欣也の二人も数多くの映画に出演したがやはり「八甲田山」が最高の仕事だったように思えます。配役陣の中で忘れられないのが全滅した歩兵第五連隊(青森部隊)で奇跡的に生き残った村山伍長を演じた緒方拳です。この映画が公開された当時はそれほどメジャーな役者ではなかったのですが以後の活躍はご存知の通り。緒方拳にとっても役者人生の転換期となった作品なのでしょう。

しかし、「八甲田山」には重大な欠陥がある。


これほどの名作である「八甲田山」にもひとつ重大な欠陥があると思うのです。
それは八甲田山を走破した徳島大尉(高倉健)率いる歩兵第三十一連隊の雪中行軍隊を案内した村の娘(秋吉久美子)を部隊の先頭に立たせたままで村に行進していく件です。このシーンは新田次郎の原作では全く違った記述になっています。原作では福島大尉(実際の行軍隊指揮官)が案内人である娘を部隊の一番後方に下げて村に行進していった、と記述されています。映画では村に行進して行く際、副官が徳島大尉に対して”案内人を後方に下げますか?”と意見具申しますが徳島大尉は”このままでいい”と娘を最前列にしてその後を行軍隊が追従する、という演出になっているのです。

確かにこのシーンは本作の中でももっとも感動する場面のひとつではあるのですが原作で感じた感想とは全く別の感慨となってしまいます。仮に原作とおりの演出になったならば「八甲田山」の感想は大きく異なったはずです。しかし、個人的には原作通りのほうがより現実の歴史に近い鬼神迫る演出になったのではないのか、と感じています。別に日本陸軍の非人道性を暴く、とかという単純な理由ではなく歴史を美化せず自分に都合のいいように修正しない、という姿勢そのものがとても大切だと考えるからです。

補足
1)映画版のヒットを受けてテレビ版も作られたが映画版の出来が良すぎたので差は歴然としていた。
確かどこかのスキー場で撮影されたと記憶している。

2)私が通学していた中学校では1年に一度、映画鑑賞会があり生徒の大半は「八甲田山」を見たい、との希望を出した。
しかし、教師の一部が”「八甲田山」は旧日本軍を英雄的に演出しており軍国主義的傾向が強い。生徒に見せるべきではない”とのと馬鹿げた左翼的主張をして結局別の映画を見ることとなった。私はこの頃から日教組の馬鹿さ加減が嫌となり保守的思考が強くなった。


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  1. 2014/09/28(日) 10:10:45|
  2. 映画
  3. | トラックバック:1
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映画「聖獣学園」の感想

聖獣学園
1974年2月公開
監督:鈴木則文
出演:多岐川裕美 山内えみこ 谷隼人 田中小実昌 渡辺文雄

男の妄想で作られたエロ映画の佳作
新人ながら見事な脱っぎぷりの多岐川裕美の体当たり熱演に大拍手を送りたい


うろぱす副船長評価 60点
2014年9月現在 YAHOO映画レビュー得点 2.71点

今日のように動画サイトも廉価版DVDもない時代、新人時代の多岐川裕美が見事な脱ぎっぷりでオールヌードを曝した鈴木則文監督作「聖獣学園」を見る為、私は何回も何回も小さな映画館に足繁く通い詰めたものです。「聖獣学園」は頻繁に上映されていたので非常に人気があったのでしょう。本作が公開された1974年は既に日活ロマンポルノが全盛期となっていたが東映の「聖獣学園」は日活作品と比べても遜色がないエロ度であった。

もちろん、「聖獣学園」の最大の見所は多岐川裕美の妖艶なヌードシーンだ


ピンク系の女優でもなく無名の脱ぎ専用タレントでもない、日本の芸能界を代表する女優の一人、多岐川裕美が隔離された修道院で裸にされSMチックな拷問をされるシーンは何か見てはいけない官能の世界を見たような感覚にとらわれました。

もちろん、「聖獣学園」に出演した時の多岐川裕美は無名の新人でありこの作品以降はほとんど裸体やエロシーンは披露してくれていません。逆に言えば多岐川裕美の極めて貴重なヌード、官能作品として本作は非常な価値があると言えましょう(脱ぎを売りにする女優より滅多に脱がない女優のほうがその裸体に一層の価値がある、多岐川裕美は事務所の戦略も上手かった)。

舞台も修道院という男子禁制の女の園でありそこで修道女たちがエロチックに拷問され同性愛に堕ちる様子は何も難しい文学的な表現などではなく、ただ単純に世の多くの満たされない男達の欲望を満たす為の創造物なのです。

映画としての評価が如何様にあろうとも多岐川裕美の妖艶で豊満な裸体は公開から40年経過した今見ても男の妄想を掻き立てるのです。

補足)
常磐貴子や吉高由里子も新人時代に脱いだがその後は裸体を封印している。





  1. 2014/09/05(金) 21:04:13|
  2. 映画
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吉木りさ

吉木りさ

何を隠そう、私は吉木りさ嬢の熱烈的なファンなんですよ。
20代アイドルでは断トツですね。写真集やDVDも全部持っています。最新写真集ももちろん速攻で買いました。

グラビアアイドルとして飛ぶ鳥を落とす勢いであり最近ではNHKの番組にも常連となっています。
一人でAKB48の怒涛の進撃を食い止めただけのことはあり今や芸能界での地位を不動のものとしたと言えましょう。

これだけ人気となるとグラビアでの露出度は低下するものですが吉木りさ嬢の露出度、健康的なエロ度は増々過激となり世の男達の妄想を駆り立ててくれています。

そのうちNHK朝の連続ドラマの主役に抜擢されるかもしれませんね。
そうなると露出度は少なくなるか・・・、ファンとしては非常に複雑な心境です。


  1. 2014/09/04(木) 19:19:01|
  2. 芸能人
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映画「マイウェイ 12,000キロの真実」の感想

マイウェイ 12,000キロの真実

日本公開:2012年1月
監督:カン・ジェギ
出演:オダギリジョー チャン・ドンゴン ファン・ビンビン キム・イングォン
ここまで嫌われたら、こちらも嫌いになる
韓国人が何故、異常なまでに日本人が嫌いなのかこの映画を見るとよく理解出来る


うろぱす副船長評価 0点
2014年現在 YAHOO映画レビュー得点 2.67点

この映画が公開されたのは2012年1月
未曾有の大震災で多くの日本人が被災してから僅か8ヶ月しか経っていない時期でした。反日韓国人が憎き日本人を攻撃する為にこの映画を撮った理由は別に気にもならない。しかし、この反日思想で凝り固まった映画「マイウェイ 12,000キロの真実」を日本国内で上映した日本の配給会社の非常識さ、社会通念の欠落ぶりには神経を疑わざるを得なかったのです。もちろん、韓国では過去にも無数の反日作品が製作されてきたがこれらが日本で上映される事はほとんどなかった。それは配給会社の良識的な判断によってであり日本人の心情を考慮すれば当然の結果でしょう。それが何故、大震災の直後に日本で上映される事になったのか・・・?

何か意図的なものさえ感じられるのです。

私もこの悪質な反日映画を見て怒り心頭、血圧が一気に高くなって正直なところ生理的嫌悪感さえ感じさせられたのです。この映画の異常なまでの反日思想、日本に対する憎悪と軽蔑、更に歴史的事実を捻じ曲げ捏造した嘘の数々は私のYAHOO映画レビューに詳しく書いたのでここでは繰り返しません。

ここまで嫌われれば、こちらだって嫌いになる。
韓国人がこんな反日映画を撮っている限り、日本人だって韓国への信頼なんて生まれはしないのです。

「マイウェイ 12,000キロの真実」と小林源文作「ハッピータイガー」の類似性について

韓国映画「マイウェイ 12,000キロの真実」はノモンハン事件に参加した日本軍将校と朝鮮人兵士がソ連軍の捕虜となり更に数奇な運命をたどりナチスドイツ軍の兵士としてノルマンディーで連合軍と戦う、というストーリーです。ところでこのストーリーについては本作の公開直後から日韓両国で”「マイウェイ 12,000キロの真実」は日本の戦場劇画家・小林源文(もとふみ)氏の作品「ハッピータイガー」に酷似している”との指摘が相次ぎました。

「ハッピータイガー」はノモンハン事件で負傷した日本陸軍の将校がモンゴル人に助けられ独ソ戦が開始されるとソ連軍に徴兵されたのち戦場でナチスドイツ軍の捕虜となり、その後志願して武装SS部隊に入隊しロシア戦線で戦う、というストーリーです。

私も以前から小林作品の熱烈的なファンの一人であり「ハッピータイガー」も愛読していたので「マイウェイ 12,000キロの真実」を見たときから”これは「ハッピータイガー」の盗作、パクリだ”と直感したのです。この件について製作者サイドは小林氏に何らかの説明をした、と聞いています。しかし、これでは日本人の作品を利用して日本を攻撃した事になりませんか・・・・

補足)
最近、朴クネ大統領の対日批判、竹島問題、ヘイトスピーチなど日韓関係は国交回復後最悪の関係となっている。私の様な右寄り保守系軍事オタクにすれば朝日新聞の従軍慰安婦記事捏造事件など責任の大半は韓国と日本国内の反日左翼勢力にあるとしか思えないのだが・・・・

全てが韓国側の一方的歴史観で製作された映画「マイウェイ 12,000キロの真実」にもその原因の一端がありそうじゃないか・・・・





  1. 2014/09/02(火) 20:47:44|
  2. 映画
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うろぱす副船長

Author:うろぱす副船長
うろぱす副船長と申します。
以前からYAHOO映画レビューを書かせて頂いておりますがYAHOO映画では過去記事の訂正や加筆・修正が出来ないのでこちらであらたに書き直したいと思っています。

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