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うろぱす副船長のYAHOO映画レビューの加筆・修正

右寄り保守系軍事オタクの映画評。感想は辛口ですが映画への愛情の裏返しです

映画「ラストサムライ」の感想

last samurai
ラストサムライ

監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ ビリー・コノリー 渡辺謙 真田広之 小雪 中村七之助
日本公開:2003年12月
真面目な作風は評価するが全体に大味、面白みに欠ける。時代考証も日本人が見ると詰めの甘さは否定し難い

うろぱす副船長評価 50点
2014年5月現在 YAHOO映画レビュー得点 3.6点
「ラストサムライ」の監督、エドワード・ズウィックは「グローリー」、「戦火の勇気」、「マーシャル・ロー」、「ブラッド・ダイヤモンド」など真面目な作風の映画を撮る監督です。逆に言えばあまり羽目を外したりするような作品は撮らない。”真面目だが映画としての醍醐味、面白みに欠ける監督”と言ったら酷評しすぎでしょうか・・・?

「ラストサムライ」も彼らしく真面目に日本の明治維新期を題材に撮ったが全体的に大味でスカっとした面白さに欠けていた、というのが率直な感想でした。もちろん、日本やアジアを蔑視するのが当たり前のハリウッド映画の中にあっては「ラストサムライ」は日本人の精神や文化を尊重し上手く表現した事には一定の評価をしてもいいでしょう。渡辺謙や真田広之は主演のトム・クルーズに勝るとも劣らない個性と存在感であった。さらに特筆すべきは若き日の明治天皇を演じた中村七之助でしょう。日本の映画やドラマ以上に当時の日本の皇室感を上手く表現出来ていたと思う。

少なくとも「ラストサムライ」には欧米キリスト文明の絶対的優越という視点はなかった。

ハリウッド映画はアメリカ人に次いで日本人が観るので日本での興行を考えれば昔とは違い日本人をあからさまに蔑視するような映画はもはや撮れないのかもしれない。日本人を極悪人として描く韓国映画に比べれば数段マシと言える。

だが、時代考証的には日本人が観れば違和感を感じざるを得ない点は幾つもあった。映画は明治維新が舞台だが戦国時代なのか江戸中期なのか、各時代がゴチャゴチャな感じであり、このあたりの時代感覚は本国人以外で描くのは限界があるのだ、と痛感させられます。

ラストも何だか安易で稚拙・・・
反乱軍に加担した外国将校が何で意図も簡単に宮城に参上して明治天皇に拝謁出きるのか・・・・?
突っ込みどころも満載でした。日本の文化や日本人の精神を尊重する、という基本的な製作意図が良かっただけに細かい点のマイナスは惜しまれる作品でもあった。もう少し日本人の専門家のアドバイスを聞いていれば日本での評価はもっと高くなったのではないでしょうか。

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  1. 2014/05/30(金) 20:01:04|
  2. 映画
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うろぱす副船長と申します。
以前からYAHOO映画レビューを書かせて頂いておりますがYAHOO映画では過去記事の訂正や加筆・修正が出来ないのでこちらであらたに書き直したいと思っています。

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