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うろぱす副船長のYAHOO映画レビューの加筆・修正

右寄り保守系軍事オタクの映画評。感想は辛口ですが映画への愛情の裏返しです

我が青春の原田知世

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我が青春の原田知世

私は80年代から90年代が青春期だったので原田知世は同世代アイドルとして大好きな存在でした。
もちろん、小泉今日子や中森明菜も良かったが何故か原田知世と薬師丸ひろ子の角川二人娘が大のお気に入りでした。

角川春樹氏と私は女優のタイプが同じだったようだ


当初、薬師丸ひろ子は独特の存在感で長く芸能界に君臨すると思っていましたがボーイッシュな感じだった原田知世は比較的早く芸能界から姿を消すのではないか、と予想していたのです。

しかし、その後も多くの映画やドラマに活躍しいい意味で私の予想を外してくれました。
角川春樹氏には感謝しています。角川映画最大の功績は薬師丸ひろ子、原田知世の二人の女優を輩出した事です。

原田知世も今や日本を代表する女優の一人です。「時をかける少女」でデビューして既に30年以上、自分と同世代の彼女が自分と同じ時間を生きてくれた事がとても嬉しいです。

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  1. 2014/01/31(金) 19:33:45|
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映画「私をスキーに連れてって」の感想

私をスキーに連れてって

公開:1987年11月
監督:馬場康夫
出演:原田知世 三上博史 原田貴和子 沖田浩之 高橋ひとみ

バブルな時代のバブルな映画
だが、個人的には忘れられない作品


うろぱす副船長評価 60点


2014年1月現在 YAHOO映画レビュー得点 4.31点
原田知世さんが離婚されたみたいです。
角川映画「時をかける少女」以来、私も長年に渡り応援してきた大好きな女優の一人です。

「時をかける少女」とともに原田知世の代表作がバブル経済真っ只中の1987年に公開された「私をスキーに連れてって」でしょう。

実は私も大のスキー狂です。
学生時代から滑りはじめシーズンになると友人達とスキー三昧の生活を送っていました。当時のスキーブームは本当に凄まじいものがあり関越自動車道はスキー場に行く車で大渋滞、上越新幹線も超満員、人気ゲレンデは何処も彼処も溢れんばかりのスキーヤーでリフトに乗るのに長時間待たされる有様でした。

スキーは一回行けば何万円もかかるバブルなスポーツでバブル時代を象徴するものの一つだったのです。
そんな時代に生まれた映画「私をスキーに連れてって」、この作品は大ヒットしたんですよ。私と同年代と思われるレビュアーの方の本作に対する評価はかなり高いので多くの方にとって想い入れのある映画のようです。

私も本格的にスキーにのめり込んだのは本作の影響からです。その意味で言えば本作は私の人生の少なからぬ影響を与えた映画でもあります。

松任谷ユーミンの歌う主題歌も大ヒット、私もスキー場に向かう車の中で何十回も聞きました。
早くも公開から27年も経ってしまいましたがこの作品を観ると当時が懐かしく思い出されます。

バブルが弾けるとあれほど加熱していたスキーブームはあっという間に下火となり多くのスキー場が閉鎖されました。
非正規雇用が増え収入が減ればスキーなんか行けなくなりますからね。

私は今でもたまにスキーに行くのですがここ数年はある程度スキーヤーが増えてきた感じもあります。
ただ、今の若い世代のスキーヤーはこの映画、知らないだろうな・・・・

本作が公開された頃はスノボなんてなかったし。
携帯もなかった。当時はゲレンデで仲間で連絡取るのが一苦労で迷子になることもしばしばでした。

それも今では昔話しとなった。

原田知世さんの離婚報道を聞いて久々にこの映画を思い出した次第です。
  1. 2014/01/30(木) 20:01:34|
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映画「真夏のオリオン」の感想

真夏のオリオン

公開:2009年6月
監督:篠原哲雄
出演:玉木宏 北川景子 堂珍嘉邦 吉田栄作 益岡徹

東宝戦争映画も堕ちるところまで堕ちた
戦争と軍隊を知らない世代に誤ったメッセージを与えかねない

うろぱす副船長評価 8点

2014年1月時点 YAHOO映画レビュー得点 3.23点
2006年公開「ローレライ」、そしてこの「真夏のオリオン」と21世紀になってからの東宝戦争映画の酷さ、凋落ぶりには往年の東宝戦争映画の名作を知っている私にとっては悲しさ、虚しさを通り越して戦慄させられる思いでした。

軍規厳格だった帝國海軍とは思えないまるで大学の仲良しサークルのような和気藹々とした潜水艦の艦内、軍務と恋愛とどちらが重要なのか理解に苦しむイケメン艦長、当時の技術を完全無視した超常現象的(子供騙し・・・?)な作戦・・・

「真夏のオリオン」は歴史の事実を歪曲している

私は「真夏のオリオン」を見て、とても憂慮を感じたのです。
それは私が学んできた戦争の実態や軍隊の姿と本作が描いた世界があまりに乖離していたからです。

これでは激動の時代を生きた人々を冒涜し軍隊の在り方も事実とは全く異なり戦争を知らない世代に誤ったメッセージを伝えかねません。実際、幾つかの映画レビューを読んでみたが「真夏のオリオン」に関して若い世代の観客は”爽やかで明るい戦争映画、暗い映画は苦手だが本作は素直に見れた”というかなり肯定的な意見が多く見られたのです。

しかし、よく考えて頂きたいのですが戦争とは人間と人間との残酷で冷酷な殺し合いであり”爽やかで明るい戦争”などこの地球上には存在しません。まして太平洋戦争末期の日本軍は圧倒的な米軍の前に敗退を続け絶望的な特攻作戦を展開していました。

そのような史実を前にして「真夏のオリオン」で描かれたような漫画チックな世界が果たして存在したでしょうか・・・

”これはあくまで創作された映画の世界、そんな難い話はなしで・・”と言われるかもしれません。
だが、日本人だけで300万人以上の犠牲者を出した事実を考えればとても「真夏のオリオン」の世界観を受け入れることは私には出来なかったのです。

失礼ながら軍服が全く似合わない配役陣には失笑してしまった

それにしてもイケメン俳優たちの軍服の似合わなさには思わず失笑してしまいました。
数十年前、東宝が製作した戦争映画の名作である8・15シリーズの常連だった三船敏郎や藤田進、平田昭彦は自らも戦争体験・軍隊経験があり見事に軍人を演じきっていた。また、海軍予備学生出身の松林宗恵監督は海軍の実情を非常に上手く演出した戦争映画を多数撮った。

8・15シリーズは公開から約半世紀経った21世紀の視点で観ても高い完成度で胸を打たれるほど感動する。
それに反して同じ東宝が21世紀になって製作した「ローレライ」、「真夏のオリオン」はどうしてこんなに戦争や軍隊を描く事が出来なかったのだろうか・・・

原因は簡単。
この二つの映画では戦争や軍隊はあくまで背景にすぎず本題はラブロマンスと萌えだったからだ。この点ではハリウッド映画も同じで「パールハーバー」や「スターリングラード」もラブロマンス優先で戦争の真実を追究した作品ではなかった。

それでも「永遠の0」で東宝も少しは反省したと見える

東宝のラブロマンス優先萌え系戦争映画とは異なり東映は「男たちの大和」や「俺は君のためにこそ死にに行く」といった硬派戦争映画を撮った。また、松竹も真面目に戦争や軍隊を描いた「出口のない海」を撮った。少なくとも21世紀になってからは東映や松竹の戦争映画のほうが東宝作品より数段完成度が高かったと思える。

それでも現在公開中の「永遠の0」は私の様な保守系軍事オタクから観ても硬派作品として評価出来る戦争映画であった(消化不良で不満点もあったが・・・)。

東宝も少しは反省してくれたのかしら・・・
今後は往年のような名作戦争映画を製作して欲しいのですが。

  1. 2014/01/28(火) 22:45:52|
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映画「連合艦隊」の感想


連合艦隊


公開:1981年8月
監督:松林宗恵
出演:小林桂樹 丹波哲郎 高橋幸治 三橋達矢 永島敏行 金田賢一 中谷一郎 神山繁 佐藤慶 小沢栄太郎 藤田進 田崎潤 森繁久弥 鶴田浩二 中井貴一 丹波義隆 小手川裕子 財津一郎 長門裕之 なべおさみ 安倍徹 佐藤允 

お涙頂戴演出に食傷気味、真面目な作風ではあるが個人的にはあまり評価出来なかった

うろぱす副船長評価 55点

2014年1月現在 YAHOO映画レビュー得点 4.18点
現在、公開されている東宝映画「永遠の0」はかなりのヒット作となったようです。私の感想も満点とまではいかなかったがまずは及第点、という評価でした。

今回は同じ東宝が1981年(昭和56年)に製作した「連合艦隊」の感想を書きたいと思います。
比較的最近の映画、と思っていたら33年前の映画なんですね。本作がデビュー作である中井貴一が50代となり父親役を演じるようになったので時の経つのは何と早い事か・・・・

小林桂樹や丹波哲郎も既に亡くなっいます。
本作公開時、丹波哲郎は59歳とまだまだ若かったのですが。

東宝は昭和30年代から40年代にかけて”8・15シリーズ”と呼ばれる戦争映画を多数製作していました。しかし、50年代に入ると邦画全体の観客動員数の減少を受けてか東宝も戦争映画をほとんど製作しなくなりました。

8・15シリーズは怪獣映画と並んで東宝のドル箱だったのですが当時の邦画はハリウッド作品に押し捲られて本当に苦しい状況だったのでしょう。

そんな中、昭和55年に東映が「二百三高地」を公開して大ヒットし再び邦画戦争映画ブームが起き翌56年に東宝が「連合艦隊」を公開したのです。実は40年代はじめに東宝では「史上最大の海戦 レイテ」という戦争映画を企画していたらしいのですが製作費が莫大になるとの理由で陽の目を見なかったのです。

この「レイテ」はレイテ湾に上陸した米軍を攻撃する日本海軍栗田艦隊を描く構想で主人公の栗田健男海軍中将には三船敏郎が予定されていたようです。私の様な保守系軍事オタクからするとこの「レイテ」、是非撮って欲しかったと思いますね。40年代前半は8.15シリーズ全盛期であり「太平洋奇跡の作戦 キスカ」や「日本のいちばん長い日」が製作されていたので予算的にも時間的にも更に大作を1本撮るのはとても無理だったのかもしれません。

その後、長い邦画冬の時代を経て「レイテ」の構想を受け継ぐ形で具体化されたのが「連合艦隊」です。
但し「連合艦隊」は真珠湾攻撃前夜から昭和20年4月の沖縄戦までがダイジェスト形式で映像化されておりレイテ作戦に的を絞った構想だった「レイテ」とはかなり趣が異なる作風になったと思われます。

「連合艦隊」の大きな問題点、太平洋戦争ダイジェスト版といった感じで6つの海戦の描き方が中途半端で消化不良


「レイテ」の当初構想のように一つの海戦に的を絞った脚本なら相当密度の濃い戦争映画を撮れたと思うのですが、「連合艦隊」は僅か2時間ちょっとの上映時間で太平洋戦争ほぼ全期間を描こうとしたので当然、消化不良を起してしまっているのです。本作では真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦、南太平洋海戦、い号航空作戦、フィリピン海戦、天一号作戦と6つも大作戦を取り上げていますがどれもこれも時間が短く中途半端で軍事マニアの視点では不満だらけです。むしろ焦点を絞って一つか二つの作戦を集中的に描いた方が作品が引き締まり密度の濃い映画になった、と思うのですが。

更に予算上が全然足りなかったようで「トラ! トラ! トラ!」や東宝の古い映画、実写映像も使い廻しされ映像的にも全く物足りません。

お涙頂戴が多すぎる、これは「永遠の0」にまで通じている邦画戦争映画の共通点だ


日本やドイツなど敗戦国の戦争映画は暗く自虐的な作風になるのは致し方ありません。
それでも邦画の戦争映画はお涙頂戴演出が多すぎます。「連合艦隊」でも観客を泣かせようとするシーンが多すぎて肝心の戦闘シーンの印象が薄くなってしまっている。そしてこの傾向は21世紀になっても同じで「男たちの大和」、「永遠の0」でも同じなのです。

登場人物がエリートばかり、海兵出だけで戦争したのではない


もう一つ、「連合艦隊」で私が非常に気なったのが主要登場人物が海兵や帝國大学出身のエリートばかり、という事でした。本作の監督である松林宗恵は自らも海軍予備学生として戦争に参加している。それ故、海軍に対する想いが非常に強いのはよく理解出来る。

私の祖父(故人)も海軍出身であったが松林監督の戦争映画を観ては”流石は海軍経験者だけのことはあり、日本海軍の実情や雰囲気が実に上手く描けている”と賞賛していた。

ただ、戦争は海兵出や帝大出身者だけでしたのではない、といのも厳然たる歴史の事実です。
むしろ従軍した大多数は年配の招集者や少年兵だったのでありエリートを主人公にした「連合艦隊」では底辺で日本海軍を支えた多くの人々の存在をほとんど感じる事が出来なかった。この点は私個人として本作で一番残念な部分だった。

その点、「男たちの大和」や「永遠の0」では主人公が叩き上げの特務士官や下士官、少年兵で「連合艦隊」より感情移入し易かった。

もちろん、高く評価出来る部分もある


それでも「連合艦隊」は東宝が総力を結集して製作した久々の戦争大作であり評価出来る部分もたくさんあった。
配役陣の重厚な演技、大道具や小道具など細部まで拘った職人技は流石は東宝映画だと感嘆させられた。青年士官を演じた中井貴一、宇垣参謀長を演じた高橋幸治は海軍軍人らしい素晴らしい演技と存在感だった。また、丹波哲郎の一人息子で海軍士官・茂木を演じた丹波義隆も軍人の雰囲気を上手く醸しだしていた。

後年、製作された同じ東宝の「ローレライ」や「真夏のオリオン」ではラブロマンス優先の愚作・駄作で激動の時代を生きた人々を愚弄しており東宝戦争映画の凋落に悲しくなる思いだったが少なくとも「連合艦隊」は戦争経験者が演出した真面目な作風であったことだけは疑いの余地がない。公開当時、「連合艦隊」を観た私は前述した理由から本作には必ずしも高い評価を点けなかったのですが、まさか21世紀になって東宝が観るに耐えない駄作戦争映画を撮るなんて予想も出来なかった。

補足
1)「連合艦隊」は有名俳優の2世出演作でもあった。

中井貴一・・・佐田啓二の長男
丹波義隆・・・丹波哲郎の一人息子
里見奈保・・・鶴田浩二の三女

2)比島海戦での所謂、”栗田艦隊謎の反転”に関して本作はかなり実情に近い演出をしている。
多くの専門家や研究者がこの”謎の反転”の解明に取り組んできた。

これは軍事上の常識なのだが作戦海域ではより脅威の高い目標から攻撃する。
比島海戦での栗田艦隊の当初目標はレイテ湾内の敵輸送船団であったがレイテ湾に向かう途上、敵空母に遭遇した場合は当然、空母を優先して攻撃したはずだ。「連合艦隊」では恐らく誤報だが栗田司令部に”敵空母が背後に急迫している”と情報が伝えられるシーンがある。その情報をもとに栗田長官(安倍徹)がレイテ湾突入を断念して敵空母攻撃に向かうよう指示を与える。

つまり栗田艦隊の反転は”謎”でも何でもなく軍事上の常識だった、との描き方でこれは本作公開から30年以上経過した今日の視点でも考えても正しかった、と考えられる。

3)小林桂樹の山本五十六は貫禄不足
やはり三船敏郎に演じて欲しかった。逆に言えば三船の存在感の大きさを改めて実感した次第。

4)多くの映画ファンが「連合艦隊」で最も感動したシーンとして比島海戦直前の空母「瑞鶴」艦内で若い少年兵と長門裕之演じるベテラン兵曹との会話を取り上げています。その若い少年兵は”自分達は未熟であり発艦は出来ても着艦は出来ない、だから発艦したら帰っては来ません。敵艦に体当たりします。大切な零戦を壊してしまいますが許してください”と懇願します。

たしかにこのシーンは感動的です。
私も公開当時、劇場内でこのシーンを観た時、館内のあちこちですすり泣く涙声があったのを鮮明に記憶しています。

5)考証面では今日の水準と比較すると甘い部分もかなりある。
本作では空母「瑞鶴」の原寸大セットが作られたが艦橋のイメージは実艦とはかなり異なっている。25mm機銃の装備位置も誤りのようだ。1/20で製作された戦艦「大和」の模型も研究が進んだ今日から見ると違和感を感じざるを得ない(出来は決して悪くはないのだが)。零戦のプロップも実機とは似ても似つかないもので正確に考証された「男たちの大和」や「永遠の0」とは時代の違いを痛感する。








  1. 2014/01/26(日) 21:30:13|
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プロフィール

うろぱす副船長

Author:うろぱす副船長
うろぱす副船長と申します。
以前からYAHOO映画レビューを書かせて頂いておりますがYAHOO映画では過去記事の訂正や加筆・修正が出来ないのでこちらであらたに書き直したいと思っています。

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